単話

最初は、ただ優しくて可愛い彼女だと思っていた。――あの動画を見るまでは。才色兼備な優等生の綾瀬と付き合って1ヵ月。緊張して手すら繋げないままのある日、ついに家デートに成功。今日こそはと意気込んでいたら「いいよ、山田君なら…」と服を脱ぎ始めて！？頬を染め、潤んだ瞳で見つめてくる彼女が可愛すぎて、もう我慢できない！思わず押し倒して、ふわふわの胸にしゃぶりつく。乳首を舐めると、甘い喘ぎ声が漏れて…こんなの童貞には刺激が強すぎる。おまけに、期待に満ちた顔でトロトロに濡れたところを見せつけられたら―。熱く蕩けるナカに入って、何度も名前を呼び合いながら、絡み合う俺たち。気持ちいい…。これがセックス！俺、今、あの綾瀬さんとセックスしてるんだ……！でも、この時の俺はまだ知らなかった。清楚な微笑みの裏に’淫らな衝動’が隠されていたことを。

村を追い出され、さ迷い歩いた森のなか。2人の美男子はお菓子の家に棲む美しい魔女と出会う。彼らはとある理由で魔女に取り入ろうと、代わる代わるカラダの関係を迫ろうとする。だけど、とろけそうな甘い指と舌で執拗に愛撫をしても彼女は堕ちなくて…。嬌声が漏れ、愛液が滴っても、‘気持ちよくない’と嘘をつく。どうすれば陥落させられるのか、本音を引き出そうと意地になったふたりは「本気出すから覚悟しろよ」と、さらに激しく魔女を攻め立てて――。快楽の家の甘美な駆け引き、キスでも堕ちないその理由は…※本作品は『嘘つき魔女と快楽の家〜甘いキスでも堕ちない理由〜』の修正を薄めたR18バージョンです。